顔 Ep39
顔・毛細血管にはオルゴンリング
人は寒くなってくると、重ね着をしたりダウンを着たりして寒さを防ぎます。
昔は、冬になると毛糸のパンツやラクダの股引を履いていましたが顔は、今も昔も裸です。
顔に毛糸のパンツを履かせたら温かいかもしれませんが変態扱いされてしまいます。
顔がパンツなしでも寒さに耐えられるのは、顔中に毛細血管が密に張り巡らされているからです。
お酒を飲んだ時や顔から火が出るほど恥ずかしい時など顔が赤くなるのは、毛細血管が拡張するからです。
それにもう一つ、Episod13~14でお話した動静脈吻合血管が顔にも沢山あるからです。
この血管は、おもに体温調整の役割を担っています。外気温が下がってくると拡張して体の深部の熱を血液とともに体表面に運ぼうとします。
更に外気温が下がると、逆に深部の体温低下を防ぐために収縮します。雪山で遭難した場合です。鼻や指先などが凍傷になるのは、動静脈吻合血管が命を守るために収縮して血流を遮断するからです。
毛細血管の大きな役割は、流れる血液が皮膚組織や細胞へ酸素、水分、栄養を運び、帰りに二酸化炭素や老廃物を回収することです。つまり健康的なお肌を直に支えているのは、毛細血管です。
しかし、この毛細血管が歳とともに減っていきます。
10代のピチピチお肌を100とすれば60代になると4割減ると言われています。これが老化です。
「人は血管から老いる!」と言われています。
詳しくは、オルゴンさくら鍼灸マッサージ治療院ホームページ「血管が危ない!」https://orgone-kansai-sakura.com/category9/をご覧ください。
下の図がお肌の構造です。
表皮は、およそ1ヶ月で新しい細胞に入れ替わり垢となって剥がれ落ちていきます。(ターンオーバー)しかし、歳をとるにつれて入れ替わりが遅くなっていきます。
つまり、新陳代謝の低化です。毛細血管は、表皮の下にある真皮層にあります。表皮にはありません。酸素や栄養素は、毛細血管から染み出るようにして表皮を栄養しています。
この毛細血管の減少がシミやシワなどの根本原因です。
実年齢より若く見える人と老けて見える人の差は、毛細血管にあると言えます。
オルゴンさくら鍼灸マッサージ治療院で、毛細血管チェックができます。お気軽にお問い合わせください。
To be continued.