気功 Ep48
気功とオルゴン療法
オルゴン療法を受けに来られていたMさんは、気功治療も受けておられました。
お聞きすると、
気功の先生は、アメリカに住んでおられる武術家で主に向こうで活動されているそうですが年に数回日本に帰って来られるのでその時に治療を受けていると言われました。
興味があったので「それってどんな感じなんですか?」とお聞きすると、
「お腹の上に手をかざされるとボーと温かくなってくるんです!」
「手がお腹に触れているんですか?」
「触れていません!かざしているだけです。凄く気持ちが良くなって寝てしまいます。」
「それから、治療を受けて帰るとまた寝てしまうんですが恥ずかしながら毎回オネショをしてしまうんです!」
「受けた日だけですよ!」
話を聞いてこの先生から治療を受けてみたいと思いましたが、アメリカ在住で予約が中々取れないということで実現しませんでした。
小説家の五木寛之氏と気功家の望月勇先生の対談集「気の発見」が幻冬舎から出ています。
望月先生は、ロンドンを拠点に主にヨーロッパで活動されているようです。
先生は、「気功治療が効くかどうかに関して五つのタイプに分けられる。」と言われています。
タイプ1
もともと気の通りがよくて心がオープンな人。こういう人は凄く効きます。
タイプ2
身体的に気の通りがよいが、心が閉じている人。こういう人は、気を信じていなくても効きます。
タイプ3
もともと気の通りが悪い体であっても、心が自由でオープンな人。こういう人は直ぐに効果が出なくても、二回三回と治療を重ねていくうちに、徐々に通りが良くなって治っていきます。
タイプ4
もともと気の通りが悪くて、しかも心が閉じている人。こういう人ほとんど何の反応もありません。
タイプ5
物理的、医学的にみて、ほとんど無理だと思われても奇跡的に治る場合と体はよく反応し、気の流れがスムースに行くようになっているのに、本人の気分が良くならないし、病院の検査結果も思わしく無いケース。
幻冬舎 五木寛之・望月勇対談集 「気の発見」
以上の気功治療の分類は、そのままオルゴン療法にも当てはまります。
最近治療に来られたKさんですが冷え性で夏でも湯たんぽを一つ、秋口から三つ抱いて寝ると言われていましたが一度治療を受けてから湯たんぽが要らなくなるどころか布団の中に入っても暑いぐらいで家族の方も驚いているとかでタイプ1に当てはまります。
私の場合、最初はオルゴンを信じていなかったけれどもいきなり効いたのでタイプ2になります。
またこんな記述もありました。
「日本のホリスティク医学会のリーダー的存在の帯津良一さんは、外科医として、長年手術の場に立会い、一つの疑問にかられたそうです。
「人間の体を開いてみると、臓器と臓器の間に隙間がある。この隙間とは何かと考えた末に、一つの結論に達したというのです。この隙間にこそ、生命エネルギーがひそみ、それが臓器と臓器をつないでいるのではないかと。」先生はこの隙間に気があるのではないかと考えて、「気場」と呼んでおられる。
望月氏が気を送ると、気の滞りが治り、胃や大腸や小腸などの臓器がピクピク動いて、正常な位置にもどる事があるそうだ、実際、ゴロゴロと音を立てて臓器が動いていると言う。
また受けての反応も十人十色らしいが、泣き出す人、笑い出す人、歌い出す人など、しかし最後はイビキをかいて寝てしまうパターンが多いようだ。」
幻冬舎 五木寛之・望月勇対談集 「気の発見」
私自身、気功治療を受けたことはありませんが腹鳴といい、施療中に寝てしまうところなどオルゴンリングで末梢を擦った時に起る患者さんの変化と重なる部分が沢山あります。
気功治療もオルゴン療法も鍼や灸も体へのアプローチが違うだけで、体と心のコアな部分に触れているような気がします。
To be continued.