触れる Ep49

Touch with Orgone Ring

10年以上前、Eテレでアメリカ製作のスパープレゼンテーションという番組が放送されていました。

20分ほどテーマに沿ってスピーチされるのですがもちろん字幕が出ました。

あるアメリカ人医師のスピーチが感動もので良かったので紹介します。

その医師は、言いました。

「今の医師のほとんど特に若い医師は、患者を診ても診ているのは、パソコンの中の患者を診ているだけだ!」

「検査データーにMRIやCTの画像ばかり見ている。」

「聴診器さえ使わない医師もいる。つまり生身の目の前にいる患者は診ていないのだ。」

「パソコンの中にいるIT化された患者を診ているのだ!」と嘆いていました。

この医師は、必ず触診から始めるそうです。

聴診器を当てる。打診する。音を聞く。首のリンパ節をさわる。など自分の五感を使うのです。

「これは、医師と患者との間の儀式なのだ!」と言いました。

そして自分の体験を語り始めました。

ある末期のエイズ患者を担当していた時です。

毎日病室へ回診に行くと、彼は自分から胸のボタンをユックリユックリと外したそうです。

「さあ先生診て下さい。」と言う意思表示です。

それでいつものように触診をしました。

毎日毎日、彼が亡くなるまで続きました。その時、医師は気づきました。

「これは、儀式だと!」

それは、互いに「私は、あなたを信頼して全てを委ねる。」

「決してあなたを見捨てない。どんな事があっても最後まで診る。」と言うメッセージがこめられ儀式なのだと!

「触れること、タッチすることは、我々が思っているより遥かに重要なことなのかもしれません。」と医師は締めくくりました。

これは、触れることにより、更に信頼関係が深まる例だと思います。

はりきゅう治療やマッサージも患者さんに触れないとできません。

オルゴン療法もリングと手で施術が終わるまで触れ続けています。

何回か施術を受けられた患者さんが自分の身の上や家族にも言えない悩み等々を話し出される時があります。

オルゴン療法は、患者さんとの結びつきがより強くなるような気がします。

To be continued.

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