小さな奇跡 Ep54
オルゴンで歩行困難が!
講習会に参加された親子のお母さまKさんは、70代で少し膝が悪いぐらいでいたって元気な方です。
オルゴン療法を受けてから膝が伸びるようになって自転車が乗りやすくなったと喜んでおられました。若いころから食の安全を研究されて、豊富な知識と顔の広さにも驚かされました。
「村長の豆腐」という題名のテレビ番組で金剛山の登り口で湧水を使って美味しい豆腐を作っている千早赤阪村村長の店が紹介されました。
持尾健康センターから近いので帰りに寄ってみようと思い、施術を受けに来られたKさんにそのことを話しました。
「あの村長に美味しい豆腐の作り方教えたん、ワタシやがな!」と言われて驚きました。
帰りに寄ってみると若い男性が店番しています。
「村長さんおられませんか?Kさんの紹介できました。」
「今日は会議で留守にしています!」
ゴマ豆腐と木綿豆腐を買って帰りました。美味しかったです。
それから毎月Kさんはセンターで施術を受けてくださいました。
ある時、Kさんから電話が掛かってきました。
「突然歩けなくなった!リングで何処擦ったら治る?」
「足腰どこか痛みますか?」
「痛くないけど足に力が入らない。何かに掴まらないと歩けない!」
「明日どうしても出かけないといけない、どないかならんか?」
状況がよく分からないので治療院が終わってからお家に行くことにしました。
電車を乗り継いで、スマホもない時代でしたから地図を頼りにたどり着きました。
ご本人は、椅子に腰かけて待っておられました。
原因もよく分からないので越野先生に電話をして状況を説明しました。
「どうしたらよろしいですか?」
「足の末梢施療をシッカリしなさい!」
「それで歩けるようになるから!」
内心、ほんとに歩けるようになるだろうか?と心配でした。
一時間ほどの施術後に立ってもらいました。
手を引いて歩いてもらいましたが途中から一人で歩き出し、足に力が入るようになったと床をバンバン踏み鳴らすほどでした。
「オルゴンは大したもんやな!越野先生に礼言うといて!」
「帰り道分かるか?駅まで送ったるわ!」
いやいや結構です!また歩けなくなったら大変ですからとお断りしました。
「歩けなかった人がオルゴンで歩けるようになった!」
小さな奇跡が起こった瞬間でした。
To be continued.