双方の岸より眺めての川 Ep43
オルゴン水の構造?
「水からの伝言」がロマンティックな本だったので反対側の岸からも眺めてみようと思い、講談社BLUE BACKS 上平恒著「水とはなにか」を読みました。
水という物質の個性は水分子の構造にある。水分子は4本の腕を持っていて、その端を結ぶとちょうど正4面体ができる。水分子はこの形に似せた結晶をつくる。すなわち、氷は正4面体の格子からできている。水でもごく狭い範囲をみると、分子の並び方は氷と似た配列を持っている。水や氷の状態で主役を務める力は水素結合で、水分子の配列が正4面体の構造をとるのは、この力のせいである。・・・・
上平恒著「水とはなにか」
第二章「水の構造をさぐる」の前書きでさえ????です。
水平りーべぼくのお舟・・・までは覚えていましたが腕の数って何でしたかね?
とにかく、水素が腕1本で酸素が腕2本で結合しているのが上の図です。
水の性質
ペットボトルの水、水道水、雨、川、海・・・は、液体ですが0度以下に冷やすと固体(氷)になり、100度で沸騰して(水蒸気)気体になります。
当たり前と思っていましたがこんなに狭い温度(0~100度)の中で固体→液体→気体と変化する物質は、水しかないらしいです。
例えば、塩化ナトリウム(塩)は、800度で液体になり1413度で気体になります。鉄なんか1535度が融点で2750度が沸点です。
そして水は、何でも溶かすらしいです。ガラスや鉄でさえ溶かすようです。
ガラスのコップに水を入れて置いたら、溶けてなくなることはないと思いますが海水には、地球上にある全ての物質が微量ですが溶け込んでいるようです。この何でも溶かす水の溶解力のおかげで体液(血漿・リンパ液・組織液)に様々な物質が溶け込んで生体化学反応を起こして生きています。
そんな話を聞いたら「人の思いや念」みたいなモノも溶け込むかも?とチョット思ったりします。
また水は比熱が大きくて温まりにくいけど冷めにくい性質があります。
湯たんぽが朝まで温かいのは、水の比熱が大きいからです。
更にもう一つの性質は、固体になった時に比重が小さくなることです。
4度Cの水が一番重くて、氷になると体積が増えて比重が小さくなるから氷は水に浮きます。ほかの物質は、固体になると一番体積が小さくなり、比重が大きくなります。
私たちは、水に囲まれて生きていますが水は、ずいぶんと特異的な物質です。
上の図は、文中に出てくる「水の分子構造図」を模写しました。
「水の特異的な性質は、水が赤い点線の水素結合によって結びついていることに由来する。」と書いてあります。結晶が六角形に見えるのも、この正4面体の連続を上から見ているからなんでしょうか?
オルゴン水は、連続する正四面体構造がキレイに六角形に並んでいるのでしょうか?
水素結合の説明もありましたが物理と化学をサボったせいか、読んでも分かったような分からなかったような・・・
反対側の岸から見た眺めは、遠くてボンヤリとしか見えませんでした。
もう一度、物理と化学を勉強しないと見えませんね!
To be continued.